VBC Ver 1.30 

  CW勇気の源 -VBC-   By Nob

[サポートメールはvbc[あっとまーく]noble-system.com ]

16/05/03 iPhone ユーティリティ部門で売り上げ81位でした。[バージョンアップ前]


 VBCは波形がキャリアであるかどうか判定します。モニタ画面で波形のピークが潰れない(サイン波になっている)レベルにして下さい。フルスケールの2/3程度以下でも十分判定できます。

 メールを出せないというレビューがありました。メールアドレスの宛先の当たりをタップすると入力できます。また、+のところをクリックすると普段使っているアドレス帳が開き選択できます。

 ピークを検出できないというクレームがたまにありますが、AFRC自動検出モードになっているか確認してください。上部の画面をタップすると自分の好きな周波数に設定できるマニュアルモードMFRCになります。元に戻すにはデコード画面のすぐ上のMFRCをタップしてAFRCに切り替えてください。

 誤ってログをクリアしないように、タイトル画面左下のログクリア操作をした後、デコード画面が開くときにログをクリアしています。もし間違ってログクリア操作をした場合は、ホームボタン(指紋認証の場所)を押して終了して再起動すると消さずに再開できます。

 また、ログはバックスクロールできる範囲を超えてもログを残すようにしていますので10000文字ぐらいためると作動が遅くなります。立ち上げ時のメッセージに従い不要なログは消すようにしてください(こちらはキャンセルできません)。


iOS 9.* 対応しました。

 モールスデコーダ CW勇気の源"Valiance Backbone for CW(VBC)"です。VBCは、日本マーケットでNo.1のモールス信号デコーダです[14/1/1-16/05/14]。

 iPhoneやIPod touchの内蔵マイクで使えるモールスデコーダです。VBCは、世界最高速のFFTでキャリアを検出してデコードします。空電ノイズ、声、ビープ音[四角形または台形波]などの雑音は極力デコードしないようにします。口で喋ったト・ツー音はデコードできませんが、実際のトランシーバで受信したキャリアはかなりの確率でデコードします。(DXステーションとの交信のビデオを見てください)
 デコード能力は高価な専用機やパソコン用ソフトを凌いでいると思います。キャリア検出モード時のデコード能力は高く、呼び回りの交信では十分実践で使えると思います。

 デフォルト設定が一番性能バランスが良いと思いますので、本当の無線機[tone800Hz]とデフォルト設定と、少し離した位置でお試しください。

参考ビデオ) 

実際のDX局との交信(You tube)

トーン周波数計測精度(You tube) 

コールバック確認(You tube) 

 

 このアプリは以下の機能を搭載しています。
 モールスサウンドレコーダ&プレーヤ / テキストログメール送信機能 / ログにタイムスタンプとキャンセルスタンプの挿入機能 / 判別の難しい接続されたモールスコードの予測機能 / ゼロイン トーンインジケータ / シフトインインジケータ / トーン周波数計測(±5Hz) / 音圧測定dB / ピークサーチ/ マニュアル周波数設定(スクリーンをダブルタップ) / 速度自動追従 / 速度マニュアル設定(スクリーンをダブルタップ) / 自動レベル/自動しきい値 / マニュアルしきい値(スクリーンをダブルタップ) / ノイズ除去 / キャリア検出による波形整形 / 和文対応 /
AGC オートゲインコントロール / 信号レベル調整 / 音声レベルキャリブレーション機能 / 音声周波数特性測定 / 5-40 WPMのデコードが可能です。

機能追加

Ver 1.30
・AGC(オートゲインコントール)の反応速度をFAST-SLOWの間で設定できるようにした。
・iOS9.*で音声入力APIのデータ数が変動するように変わったため正常にデコードできなくなったので対処しました。
・引き続き文字表示に以下のプログラムを使用させて頂いています。(iOS 8.* デコード画面がスクロールしなくなったため)
Created by kishikawa katsumi on 2013/04/20.
Copyright (c) 2013 kishikawa katsumi. All rights reserved.

v1.21

・iOS8.*でデコード画面がスクロールしなくなったため対処しました。
・デコードを一時的に停止するPAUSEボタンと再開するRUNボタンを追加しました。(muku-kiriさん要望)
・起動時のデータクリアの確認をやめて、メールのみ可能なバックログが長く速度が低下する場合に消すかどうか確認するようにした。(muku-kiriさん要望)
・iOS7.*以降で周波数表示にゴミがでるようになったので対処しました。
・バックログは可能な限り残すように変更。
・バックスクロール文字も2000から6000文字(表示文字の大きさによる)に限定し速度が低下しないようにした。
・バックスクロールした場合は新しい信号が入るまでその位置で停止するようにしました。
・設定画面が足りなくなったためスワイプでページ切り替えができるようにしました。
・iOS 8.* デコード画面がスクロールしなくなったため、文字表示に以下のプログラムを使用させて頂きました。
Created by kishikawa katsumi on 2013/04/20.
Copyright (c) 2013 kishikawa katsumi. All rights reserved.

v1.2
・周波数特性補正機能追加(キャリブレーション)
 スピーカやヘッドホーンの特性を記憶しデコード時に自動補正できます
・音声周波数特性測定機能追加
 受信機のスピーカやヘッドホーンなどの周波数特性を計測できます
・デコード範囲フィルタ追加
 デコード中心周波数を設定し、その中心からデコード範囲を±125/250/500Hz/全範囲で設定できるようにした。
・終了ボタンを廃止(appleから要請)
・normal/dxmodeの2種類切り替えを信号レベルスライダボタン化した
・デコード文字を大文字/小文字の選択ができるようにした。
・フォントサイズを3種類化
・ツールバーのデザインを変更
・新WPM同期モード追加

bugfix
・途切れのない長時間の連続音が周波数変化すると異常終了するバグを修正
・ログクリアすると異常終了するバグを修正

もしバグフィックス等の要望がございましたら、下記までメールを送付ください。 mailto:vbc@noble-system.com 
アップルのインプレッションに書いていただくより早い対応が可能だと思います。

機能の要望や感想等ございましたら、アップルのインプレッション(impressions)に書いていただけると幸いです。インプレッションの場合は、同様の内容を求めている方が何人いるか簡単に把握できます。また、インプレッションに書いていただけると開発の励みになります。

VBCで録音したサンプルファイルaiffフォーマット

 

・タイトルメニュー

 

デコード: デコードスクリーンに移動

LOG: ログテキストの消去

?: HELPの表示(このウェブサイト) 

SETTING: 設定画面

CARIBRAT: キャリブレーション(周波数特性測定&補正)

TONE: トーン周波数測定/ゼロイン/シフトイン調整/音圧測定

終了ボタンは無くなりました。下の真ん中のボタンを押してください。

 

・デコード画面

RUN/PAUSE:デコード画面右下を押すことによりデコードの一時停止と再開ができるようにしました。

デコード結果表示例
小文字:正常デコード 例)cq
大文字:間隔が規定より短いが認識したもの 例)CQ
^大文字:つながった正常コード 例)^KN
[大文字/大文字]:つながっていて判別できないため候補表示
           例)[CG/KP]


上部スクリーン: 音声波形 (空色)/FFT レベル (黄色)/ノイズレベル (黄色)
/しきい値レベル (赤色)/音声周波数 ダブルタップでマニュアル設定/オートモードに戻したいときは、下のMFRC / MTHRをAFRC / ATHRに変更して下さい。

 ピークを検出できない場合は、自動検出モードAFRCになっているか確認してください。上部の画面をタップすると自分の好きな周波数に設定できるマニュアルモードMFRCになります。元に戻すにはデコード画面のすぐ上のMFRCをタップしてAFRCに切り替えてください。

2つめのスクリーン: 生信号レベル (赤紫色) / 高速コードスクロール画面 (黄色) / 低速コードスクロール画面(空色)/ モールススピード(WPM)手動設定はダブルタップして下さい。左にスライドすると低速、右にスライドすると高速です。AFRC/MFRCボタン:自動周波数/手動周波数設定 / ATHR/MTHRボタン:自動/手動しきい値設定

欧文/和文 ボタン:英語モールス/日本のモールス符号設定
設定画面で日本モールス符号モードに設定した場合は日本語、英語を自動切換えします。このボタンは手動変更用のボタンです。

取消 ボタン: テキストログの中に [取消] のスタンプを挿入します。 (旨く交信が完了しなかったことを記録に残すときに押してください)

時間 ボタン: テキストログの中に[HH:MM]形式でローカルタイムを挿入します。

録音 ボタン: 音声録音の開始。ファイル名は"VBCyymmdd_HHMM.aiff"の形式になります。

再生 ボタン (右三角形): VBCサウンドファイルの再生

停止 ボタン: 録音、再生の停止

FILTER: フィルタを なし/256/128/64Hzから選べます。近くに信号があってもフィルタ内の信号のみデコードします。

CENTER: フィルタのセンタを設定します。例800Hz
このセンタ値を中心にした256/128/64Hzの幅のフィルタになります。

設定ボタン (スパナとドライバのアイコン): VBCのモード設定

サイズ ボタン:デコード文字サイズの変更 

完了 ボタン: タイトルメニューに戻ります

・モード設定メニュー

 

ページ数は1〜2。スワイプで選択できます。

 

ピークサーチ: ピークをサーチしデコード周波数を変更します

ピークサーチのスペース待ち: スペースの長さの間隔を見つけるまでピークサーチ検索を待ちます。

自動スピード: 自動的にモールス信号速度に同期します

自動マイクゲイン: 自動入力レベル・コントロール

自動しきい値: 自動的にしきい値をコントロールします

信号弱−強: 低いレベルの信号もデコードするかどうかスライダスイッチで設定します。旧DXモード相当は一番弱い設定ですが、ノイズを拾うようになります。

ノイズ低減: ノイズレベル自動判定し低減します

和文: 自動的に日本語、または英語のコードモードを変更します。
欧文/和文ボタンで手動で変更することができます

大文字<−>小文字 正常デコード表示を大文字/小文字に変更

新同期方式:新しい同期方式を作りましたが、性能が環境によって変わるため選択できるようにした。

CW信号検出: CW信号かノイズか判定します(ONで使ってください)

CPU負荷低減: CPU CG描画負荷を間引いて1/2に低減します。デコード文字のスクロールができなくなる等の場合に設定して下さい。(4世代以前のiPod tuch等)問題がない場合は設定する必要はありません。

DEFAULT: 全セッティングを出荷時の設定に戻します

メール: ログテキストのE-Mail送信

完了: 元の画面に戻ります

・トーン表示画面

音圧レベル/トーン周波数の測定

また、LEDのようなインジケータで中心からの乖離を視覚的に表示します。緑色LEDは中心です。青色LEDは±5Hz以内。黄色LEDは±10-25Hz。赤色LEDは±30Hzを超える乖離です。

ピックアップビューで視界をゼロインに好きな周波数を設定できます。また、コールバック率を上げる場合のシフトイン周波数も設定しておくことができます。

トーン周波数計測精度(You tube) 

 2つの受信機あるいは、2チューナタイプのトランシーバがあれば、UP指定をしているDXステーションと交信できた局のコールバック周波数を直読できます。即、送信周波数を変えてDXステーションをコールしてみて下さい。コールバック率が上がるかも知れません。

コールバック確認(You tube) 

 コールバック(599BK)を送信した局の周波数をスクリーン上の▲(±周波数)でオフセットを確認できます。

 

完了: タイトルメニューへ戻る

 

・キャリブレーション/周波数特性計測

 お使いの無線機やスピーカなどの音声周波数特性に合わせてキャリブレーション[補正値、画面のオレンジのライン]ができます。

 キャリブレーションなしのFLAT、小型スピーカに合わせたSPK、高級ヘッドホーンのHEADの組み込みフィルタに加えて、自分の環境で測定した周波数特性に合わせることもできます。

 CAL1〜3の3種類保持しておくことができます。

@CAL1から3のいずれかのボタンを押す

ACWピッチを変えながら または、
  無線機でキャリアを受信しながら周波数を変える 等
  周波数特性が変わる状態にしてゆっくりスイープさせます。フィルタの幅の広いUSBモードで行うと良いでしょう。CWフィルタを効かせた狭い範囲だけのキャリブレーションもできます。周波数特性が測定できた範囲はキャリブレーションが効き、測定できていない範囲はフラットな特性になります。

B周波数特性が測定できた場合は、CAL記憶ボタンを押してください。

Cキャリブレーションが正しく行わないと、まったくデコードできなくなったりしますので、そのような場合はFLATの状態と比べてください。ゆっくり周波数を変えていき最大値を正しく計測するのがコツです。

 

・メール送信画面

E-Mailでテキストログを送信します

 メールアドレスの宛先の当たりをタップすると、入力できます。また、+のところをクリックすると普段使っているアドレス帳が開き選択できます。


・ファイルメニュー

 

再生デコードしたいファイルを選択してください。その後、リピート再生か、一回の再生か選択ください。

ファイルの削除: ゴミ箱ボタン

ファイル名の変更: 右矢印の青色丸型アイコン

-*-

質問のあったiPhoneの内蔵マイクを使わず
直接つなぎたい場合の接続法と回路

1/6W 抵抗 1kΩ

 1/6W 抵抗 100kΩ

10kΩ B特性ボリューム

ELECOM MPA-EHPS10BK (iPhone延長ケーブル) 

イヤーフォーンジャック

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日本マーケットのCWで2位です(16/06/29)。



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